Category Image  ヨーロッパ研修と取材


 

ご報告が遅くなりましたが、今年は久々にボローニャ国際児童図書展の視察に行きました。

2004年以来でしたが、もともとよくわかっていないイベントなので、いつでも初めてのような気持ちです(笑)

今回は、持ち込みをしてみる、というのも一つはありましたが、もう一つは会期中の街でのイベントを渡り歩く、ということを、個人的にはメインの視察内容としていました。ボローニャでは「自分の売り込み」ばかりをしてきていた自分ですが、そろそろ違う形で関われないかなあ、と思っていたところへ、「会期中から前後にかけて、町中でイベントが沢山開催されているんだよ」と小耳に挟んだのが、今回重い腰(?)をあげるきっかけとなりました。私が(勝手に)ベストに選んだイベントは、こちら。

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ボローニャ地元で子どもの本と美術や芸術に関する研究や情報交換などをしている団体さん主催の、パネルでの絵本原画展!会場はマジョーレ広場に面した図書館”サラ•ボルサ”です。

この団体さんの選ぶ作家がとても良い。もう一つ他の場所での展示も観ましたが、独自の視点があるな〜と思いました。平たく言ってしまうとアート寄りなんですけど、私の心に響くアートなんだな〜。「こういうの好きだよ〜。ブックフェアでは地味系の方だけど…」という本がそれでも、ちゃんとフェアにも出展されているところが、さすがヨーロッパなんだなあと思いました。あんまり気に入ったので、この団体さんのブースに行って、読めないけどイタリア語の機関誌も買い込みました。その瞬間だけ、イタリア語で読む気満々。(笑)

最近板橋区立美術館にて、親子対象の美術ワークショップが開催されていて、私も一度講師をさせて頂いたのですが、そのご縁にて、なんとボローニャの上の写真の図書館にて、子供向けワーウショップをさせていただきました。


PICT0274.png(photo/ Shimako Okamura)

この写真だけみると、日本といっしょでしょ?実は、まったく一緒でした…と思っていたのは私だけだったようですが。なにしろ日本語をイタリア語の通訳してもらってのことでしたので、いちばん大変だった(そして偉かった)のは通訳の森泉さんだったと信じております。それに、イタリア在住のイラストレーター、のだよしこさんや、図書館ボランティアの学生さんにも助けてもらいました。ホントにおかげ様です…。イタリアの子どもたちは真剣そのもの!一つたりとも間違うまいと講師の説明をしかと聞いていました。集中力がすごい。やり慣れない折り紙だったのもチャレンジだったということでした。みんなおつかれさま〜。

板橋区立美術館スタッフの皆様にも大変(!!!)お世話になりました。

PICT0281.png(photo/ Shimako Okamura)

子どもがつくると大変素敵なのがうらやましい…。



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さて所変わって、ボローニャのあとはパリに。オペラ座の取材です。…気が遠くなるようなインテリアでした。ガルニエ宮でバレエも観て、シャンパンも飲んで気持ちがよかった!お客さんがみんな気取らない雰囲気なのがパリなんだとかで、休憩時間のバーは大混雑。さすがバレエのための劇場だ、ジャンプの着地の音がしないよ〜〜。とか装置がでかいよ凝ってるよ〜とかいうことに感心していたりする。固定の劇場っていいですねえ。それにしても舞台装置はどこにしまわれているのだろうか?広い広い倉庫があるのかな。

パリでは子どもの本屋さんで「みずたまのチワワ」をさがすも見つからず、親切に声をかけてくれた店員さんに聞いてみた。するとやっぱりどこにあるのかわからず、2人がかりで探してもらってしまいました。ちょっと恥ずかしかったけど嬉しい。

今回はフランス語が一応通じたのも嬉しかったです。(フランス出張は単に自分がフランス語圏に行きたかったからでもあり)4年間ぼちぼち独学したくせに全く話せず、出発前に3時間会話レッスンを受けて出かけたのでした。パリの後にはアルルに赴き、BLUE BOOK GROUP展で知り合ったエリック・ロランさん宅にホームステイさせてもらう(!)等々、今回は冒険の連続でありました。

今年は真面目にフランス語を勉強するぞ〜。


Posted: Friday - May 08, 2009 at 09:25 PM