Category Image  うおいちば


 

 今月、待ちに待った(あ、これは編集者と作家さんの心境か)かがくのとも「うおいちば」が発売されました。

今回は久しぶりに「いつもの線に戻った」と自分では思っています。何が違うのかというと、実は銅版画のインク。ここ数年、(「ねえ だっこして」以来かな?)さらっとした市販のインクを使って細めの線で描いていたのです。が、以前の「もそっとした」線が懐かしくなり、意を決して固くてねばっこいインクを自分で作りました。なに、1日つぶせばできるんですこんなことは。なのにこころのどこかで時間を惜しんでいたのでした。そんなわけで、もそっとした線で、人物なども少し漫画チックになって、素の自分の感じを大事にして描いたイラストとなりました。

もそっとさせたのは線だけではなくて、絵の具の質感も、です。かなり不透明な絵の具の塗りムラ、ちょっとイケテナイ色彩。(これは別に狙った訳ではないけれど、いつもそうなる。笑)そんなところを自分の美点とするなんて、我ながら笑えます。

それはさておき、一番見ていただきたいのは、金目鯛のアップです。金目さんの目玉はほんとうに美しい。

絵本ができて浮かれていたところへ、突然「クール宅急便」が届きました。もしやと思ってみると…や、やはり!取材にご協力くださった、太彦水産さんから金目鯛が!!! まさか一生のうちに2度までも、金目鯛をさばくことになるなんて。嬉しい悲鳴です。しかも、大きい。40センチくらいあるかな…。(前回は料理を終えるまでに3時間くらいかかりましたが、今回は1時間に短縮。)よく見ると、小さなメモがあって、「今の時期のおすすめは、鯛のしゃぶしゃぶです」とある。

頂きました。金目のしゃぶしゃぶ。翌日には鯛茶漬け。ご近所のみなさん、お裾分けしなくてごめんなさい。(笑)

沼津魚市場の、太彦水産のみなさま。あたたかなお気持ちをありがとうございました!



Posted: Friday - December 05, 2008 at 05:08 PM