Category Image  蜘蛛の死


 

 引き続き虫の話です。

先日、届いたばかりの小さなカタログ(デパートのダイレクトメールです)に乗っかったまま離れようとしない蜘蛛がいました。そのカタログを書類を重ねておくトレーの上に置いておいたところ、どうやらその蜘蛛は書類の山に住み着いてしまいました。ちょっとした隙間のあちこちに、小さな巣をはって、あっちの巣やこっちの巣の手入れをして、すっかりその蜘蛛の家と化した書類の山。面白いので、しばらく動かさずに様子をみていました。

ただ、不思議だったのは、「こんなところで虫が捕れるのかなあ?」ということ。書類トレーは木製だし、ひょっとして見えないくらいの虫を食べているのかな、と思ってほっておき、ときどき「どうしてるかな?」と見てみたりしていました。

いつも、書類の隙間の、5ミリくらい浮いたところにさかさにスタンバイしていたその蜘蛛君が、あるとき、力なく斜めになっているのを見つけました。よく見ると、おなかがペコッと、まるで空気が抜けたゴムボールのように、へこんでいました。

あ〜、やっぱり、虫居なかったんだなあ。

それでも1週間くらいは居たから、ひょっとしたら寿命だったのかもしれないけれど。すぐに外に出してやった方が良かったのかも。などと思いながら、ひょいと最初のカタログを持ち上げてみました。すると、そのカタログには蜘蛛の糸がいっぱいついていて、蜘蛛の死骸もカタログと一緒についてきました。

やっぱり、きっかけはこのカタログだったんだなあ。何か、特殊な匂いでもついていたのかな?

そしてそのまま、ゴミ箱へさようならをしました。

これが秋っていうことなのかなあ…。


Posted: Tuesday - September 16, 2008 at 11:33 PM