毎年恒例となりつつある、銅版画の個展が9日に始まります。
今回はアンデルセンの「小さいイーダちゃんの花」の再話をさせていただき、本を山と積んで(笑)お待ちしております。絵は全部で23点、すべて描きおろしとなっています。
いままで、ドライポイントという技法で、版を直接引っ掻くという描き方のみでしたが、今回の絵はエッチングといって、腐食液で銅版を溶かして線を彫る技法でまず下地をつくり、仕上げにドライポイントでいつもの線やにじみを出す、というふうにしました。おかげでいままでよりも「版画らしさ」は増したようです。今後もこの混合技法を続けたいなと思っていて、来月発行の「白鳥の湖」でも用いています。(今回が初めてというわけではなくて、「おばけがこわいことこちゃん」「いってかえって星から星へ」などでもやっています。)
いつもより若干点数が少ないかなあ、と心配していましたが、飾り付けを終えてみると、しっかり壁におさまりました。お話の順番どおりに絵を並べています。キャプションで文章をつけるという案もあって準備したのですが、飾り付けがうまく行かずとりやめ、絵をじっくり見られる展示にしました。
なおギャラリー福山は1丁目、中央会館(銀座ブロッサム)の近くですが、14日まで参加中の「ペッパーズ書店」は晴海通りをはさんだ7丁目、昭和通りを銀座寄りにわたって、東武ホテルの向かいです。個展会期前半だとハシゴできますので、ご興味あれば「ペッパーズ」の方も覗いてみてください。(なおペッパーズの方は1月に新宿へ巡回予定です)